我が国の急速な国際化進展の中で、新学習指導要領が強調する「実践的コミュニケーション能力の育成」とは「言語の使用場面」ならびに「言語の働き」を、状況に応じて、実生活にて「使える英語」として学習させることに他なりません。
 本書ではノーション・ファンクション・トピック・場面別の学習項目の導入教材として、各課に学習者の日常生活に身近な世界である映画を使用しました。これは意欲と努力を必要とする Education と、楽しさと感動の Entertainment を融合させた、これまでなかった「教科書」の登場を待望したからです。
 ストーリー性のある映画という教材の特質により、英語を聞き、情報や登場人物の考え・感情を理解する基礎的な能力を育成できるよう言語活動を随所に工夫しました。また、導入教材に出現する学習項目を運用し、定着させるためのアクティビティーでは、学習者の日常生活に密着したトピック・場面を多く設定し、聞き・話し・書く基礎的な能力を養うことをめざしました。
顧 問 鈴木 博



岩永 益観 いわなが ますみ
東京外国語大学スペイン語科卒業。元映画英語教育学会(ATEM)理事。
露木 幸雄 つゆき ゆきお
上越教育大学大学院修了。英語教育専門。著書に『イングリッシュ・レヴォリューション 標準編・発展編』(南雲堂)など。
曽根田 憲三 そねだ けんぞう
立教大学大学院修了。アメリカ文学、映画専攻。映画英語教育学会(ATEM)会長。最近の著書に『アメリカ文学と映画』(開文社)、その他著作累計80冊を超える。
新田 晴彦 にった はるひこ
関西外国語大学卒業。映画シナリオ分析、映画英語教育専門。映画英語教育学会(ATEM)理事。著書に『アカデミー賞映画で学ぶ 映画シナリオの書き方』(スクリーンプレイ)、その他。
高橋 宏 たかはし ひろし
オレゴン州立大学大学院教育学修了。元映画英語教育学会(ATEM)副会長。著作に『スクリーンプレイ・ワークブック ー デーヴ ー』(共著、スクリーンプレイ)など。
濱中 啓子 はまなか けいこ
横浜市立大学文理学部卒業。文化国際関係専門。著作に『グラディエーター リドリー・スコットの世界』(共著、スクリーンプレイ)など。
田中 典子 たなか のりこ
ランカスター大学大学院博士課程修了。言語学・語用論専攻。著作に『ハローのあとの三分間英会話』(共著、北星堂)、『語用論入門』(共著、研究社)など。
福永 安代 ふくなが やすよ
上智大学大学院修了。映画研究専門。映画英語教育学会(ATEM)理事。著作に『エリン・ブロコビッチ』(共著、スクリーンプレイ)など。
塚越 博史 つかごし ひろふみ
コロンビア大学大学院修了。英語教授法専攻。映画英語教育学会(ATEM)理事。著作に『スクリーンプレイ・ワークブック ー デーヴ ー』(共著、スクリーンプレイ)、『授業づくりの本:英語授業のスキル』(日本図書)、その他。
渡辺 幸俊 わたなべ ゆきとし
学習院大学大学院修了。日本映画ペンクラブ会員。元映画英語教育学会(ATEM)副会長。著書に『ビデオで楽しむ映会話』(ジャパン・タイムズ)など多数。
塚田 三千代 つかだ みちよ
東京学芸大学卒業。映画英語教育専攻。映画英語教育学会(ATEM)理事。翻訳・著作に『母と子の英会話教室』、『ゴスフォード・パーク』、『マトリックス』(監修・共訳、スクリーンプレイ)、その他。
スクリーンプレイ編集部
創刊以来18年目を迎える名作映画完全セリフ集「スクリーンプレイ・シリーズ」(平成18年5月現在発行累計125タイトル)の編集スタッフのうち主に河合利弘・菅沼真弘が参加しました。

鈴木 博 すずき ひろし
国際基督教大学大学院修士課程修了(英語教育)、ミシガン大学大学院修士課程修了(言語学)。英語教育工学、音声学専攻。東京大学名誉教授。大学英語教育学会(JACET)副会長。映画英語教育学会(ATEM)名誉会長。外国語教育メディア学会(LET)理事。

Paul Lewis ポール ルイス
ブライトン大学卒業。著書に『CALLing ASIA The Proceeding of the 4th Annual JALT CALL SIG Conference, Kyoto, Japan, May 1999』などがある。
Kim Lutz キム ルッツ
ボストン・バークリー大学卒業。音楽専攻。著書に『KIM先生のおもしろ子供英語教室 : Balls Balloons & Bubbles』(スクリーンプレイ)など。

・1995年(平成7年)3月18日、「映画の持つ教育的価値に着目し、語学的側面、文化的側面、その他を探り、会員相互の研究・情報交換を通して、語学教育をより豊かに、より効率的に、そしてより実践的にすることをその役割」(会則第2条)として、映画英語教育学会(ATEM=The Association for Teaching English through Movies)が結成されました。
・年一回の定例大会や随時の理事会、各種委員会が開催され、また紀要「映画英語教育研究」の発行も行われています。
・平成17年度現在、東海・九州・関西に支部が結成され、その他のいくつかの地方で支部結成の準備が始められています。
・会費は普通会員年額3,000円、団体会員同3,000円、賛助会員同10,000円(一口)です。
・2006年4月現在の普通会員は445名、役員は会長=曽根田憲三、副会長=福永保代、その他の理事=14名。
・詳しい内容、入会方法などは以下のホームページまで。
http://www.atem.org/

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