文化というとらえがたいものでも、映像を通せば具体的なイメージとなって頭にはいってきやすい。また言うまでもなく、映画を観ながらであれば、楽しみながら学ぶことも可能である。
本書は、さまざまな文化的事象について、各テーマごとに映画の場面を紹介しながらわかりやすく解説することを意図している。読者は、つい何気なく見過ごすような場面に隠れているアメリカ文化の特徴を、本書で初めて知ることになるかもしれない。ここに納められているのは、全体で100のテーマであり、それを21人の研究者が独自の視点で論じている。「文化」という言葉は定義しがたいが、この企画ではなるべく広い意味でとらえ、幅広くアメリカ社会を論じるように努めている。
本社は映画好きの人が趣味として読めるだけでなく、大学などの授業でも使えるように豊富な情報を盛り込んでいる。また文化関連の授業だけに止まらず、工夫次第では幅広く一般の英語の授業にも使うことができるだろう。 |